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国民新党(こくみんしんとう)は、平成初期に活動した、日本の政治団体。略称は「新党」。2005年(平成17年)に綿貫民輔・亀井静香らが結成した国民新党とは無関係・別個の団体である。 == 概要 == 1992年(平成4年)の第16回参議院議員通常選挙で候補者を擁立した、いわゆるミニ政党の1つである。代表は笹岡高志。1992年6月1日に政治団体の届出を行い、事務所を東京都豊島区に置いた〔自治省選挙部政治資金課『政治団体名簿 平成5年版』地方財務協会、1頁。〕。笹岡を含む10人が比例区で立候補した。なお略称「新党」は、同じく第16回参院選に候補者を立てた日本新党も届け出ており、結局、両党とも自治省に受理された。そのため、「新党」とのみ書かれた票は両党で按分されている。 国民新党は「国民の国民による為の党」と自らを位置づけ、政党の方向性としては護憲色が比較的強い。同時に、青少年の不良化防止や金融機関の不正・横暴の粛清も公約の中に盛り込んでいる〔「参議院比例代表選出議員選挙選挙公報」(国民新党部分)平成4年7月26日執行。〕。 選挙結果は、全国で129,341.670票(得票率0.29%、全38政党中18位)に留まり、議席獲得はならなかった。 この選挙以後においては、国民新党の目立った活動は見られない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国民新党 (1992年)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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